玄関手摺取付
2016年5月21日 現場奮闘記
こんにちはスタッフの佐藤です。
今回はプチリフォームですけど、簡単にできるだけにとても危険な怖ーいリフォームのお話です。
工事はご高齢のお父様をもつ別居の息子様からのご依頼でした。
赤丸のパテで補修した跡があります。
これはお父様が下地を確認せずに適当に手摺を取り付けた痕です。
お父様はかなりご高齢ですが、ここに取り付いていた手摺を手掛かりに玄関の出入りをしていたようです。
取り付けたばかりの時はさほど問題は無かったのかもしれませんが、次第に取付カ所が緩みだしたようです。
ある日、いつものように出入りの際、手摺に体重をかけた瞬間事故は起こりました。
壁から手摺がもげしまい、バランスをくずしてそのまま玄関内に倒れてしまいました。
その際に玄関収納の取っ手部分が頭にぶつかり出血し大事を取って入院となってしいました。
退院前に新たに手摺を取り付けてほしいとの事で急いで取り付けてまいりました。
ベース板を取付してからしっかりと固定しました。
手摺ってしっかり取り付いている事を前提に使用します。
全体重がのりますので、それが外れた時は当然に危険な事故が起こりえます。
DIYがはやり近所のホームセンターやインターネットでもリフォーム商材が簡単に手に入る時代です。
簡単にできるのはいいのですが、思わぬ落とし穴もあります。
皆様もくれぐれもお気をつけてください。